ozu-130
また作ってしまったへんてこデザインのグライダー
流行のテーパー&TNT翼でもない、流麗なキャノピーでもない、後退角の付いたかっこいい垂直尾翼でもない、絞られたスリムな胴体でもない。でもどうしても忘れられない素朴でノスタルジックな形でないですか。
リチュームポリマーバッテリーのテスト用として製作したものの結論からすればそれほど性能のよいグライダーとはいえない失敗作。
電流計を持たない素人が手をだすとこうなってしまうのか。
リチュームポリマー2セル7.2V 1100mAhとユニオンの130ギヤダウンの組み合わせでの失敗談を少々。
自宅での機体固定状態にて最高回転連続5分にてアンプのリミッターで停止。
3分くらいから焦げくさい匂いがしていたが続けたのがまずかった。
ギヤダウンのフレーム(プラスチック)の軸受けとモーター固定部が溶け軸ががたつきスパーギヤは歯欠け破損。
果たして何A流れていたのだろうか、ユニオンの折りペラをそのまま使用したのがやはりいけなかった、これどう考えてもロード高い。通常の黒のペラにすべきだった。
モーター手投げ発進。なんとか飛行するもののパワーいまいちで、数十秒でモーターカットされてしまった。翼を外してバッテリーを外そうとするとすごい発熱とふぐのようにふくれあがってしまった。このバッテリーの特徴である絶縁剤が膨張したのか?不適充電でもこのようになるとはきいていたが、やはりロードオーバー以外にないでしょう。いずれにしてもニッカドのようになにも考えないで利用するとこういう目に会うという見本のような情けない結果でした。
とても華奢な主翼でかつ分割式としたため抗力大を妥協し一条卓也先生おなじみのストラット構造とした。 |
全長:520mm、全幅:1100mm:翼面積:約12dm2、全備重量235g(リチウムポリマー2セル1100mAh) |
竹ひごで左右主翼の接合するが当然カンザシ効果は望めない |
コンパクトになるデモンストレーション。自転車に積んで飛ばしに行くことを想定した欲張り設計だが、特に特殊な受信機、サーボ使わずとも235gにおさまったのはまずまずか。因みにキャノピーはヒコさんのパークサラマンダー用だよ・・・ |